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ITIL 4 ファンデーション合格した

Published:  at  12:00 AM

きっかけ

サービスマネジメントの知識は今後普通に役立ちそうだと思ったので。
それだけ、と言いたいところですが、転職活動にも役立ちそうでした。
持っているか聞かれたこともありました。

申し込み

バウチャーチケット購入センター でチケットを買いました。
今回はオンラインで受験するので、オンライン用と書かれているものを選びます。
(プロメトリック用というのではないです。)
営業時間内であれば即時発行なのかな、すぐにコードが送られてきました。
金額は 47,410 円でした。(2023年7月現在)
個人で受けるには高いですね。

届いたコードをどうするかというと、 PeopleCert で使います。
とりあえずアカウントを作って、受験プロフィールを埋めていきます。
必要な情報を埋め終わったら、コードを入力して、試験を予約します。
PeopleCert の オンライン プロクタリング試験について というページを参考にすれば大丈夫です

また、予約から試験当日までに Take2 オプション というのに申し込むこともできます。
これはもし不合格になった場合に、再試験を受けることができるというオプションです。
受かる気マンマンで自信があるなら申し込まなくていいと思うけど、
心配だったので一応申し込みました。

すんなり合格できたのでけっきょく使わなかったけど、
受験の心理的ハードルを下げるのに重宝しました。
オプション自体の金額は 11,500 円でした。(2023年7月現在)
試験自体が高いですが、こっちも高いですね。

テストの際は自分のマシンに ExamShield というソフトを入れておく必要があります。
とりあえず入れておいて、 System Integrity Test ができるので、当日までにやっておきましょう。ソフト自体はなんだか重く、出来があんまりよくない雰囲気がします。

学習について

とりあえず ITIL 4の教本 ベストプラクティスで学ぶサービスマネジメントの教科書
という本を読みました。
ITIL 4 ってそもそも何、みたいなところから雰囲気をつかむにはよかった気がします。
ただ、ファンデーションでは含まれない内容も網羅されているので、
てっとりばやく合格したいだけの人はよまなくてもいいかも。とりあえず 2 周ほど読みました。

続いて、 【ITIL4公認】ITIL 4ファンデーション試験対策 という本を読みました。
模擬試験問題もついてるし、ファンデーションの範囲での試験対策としては
この本だけで十分そうでした。
とりあえず 3 周ほど読んで、模擬試験を 2 回ずつやりました。
間違ったところを重点的に復習する感じでやれば大丈夫です。

そういえば、オンライン試験では、受験予約したあとに
公式テキストを読むことができるようになってました。
存在自体思いっきり忘れてたので、 1 回だけ通して読みました。
なんか独特なソフトを使って読まないといけないので、ちょっとつらかったです。
PDF で欲しいところ。

受けてから気づいたんですが、 シラバス があって、これに基づいて出題されてたみたいです。
配点とかも書いてるし。
プラクティスだけでもめちゃくちゃあるので、
重要そうなとこだけ重点的に学習してもいいかもしれないですね。

試験本番

ExamShield を立ち上げてログインをしておくと、
試験開始時刻の 10 分前から入室できるようになります。

入室してしばらくすると、プロクター (試験監督) がチャットで話しかけてきます。
今回担当になった方は日本語ネイティブではないようで、ところどころ怪しい日本語でしたが、
なんとなく意味をくみとって、英語で返したりしました。
その後、 Web カメラを使って ID の確認をしたり、部屋を 360° 撮ったりします。
問題がなければ、試験を開始できます。

…と、ここで問題が発生しました。
我が家は 2LDK で、リビングで受けようとしたんですけど、部屋にドアが多すぎるとのことでした。
デスク (テーブル) には不必要なものを置いておけないので、
どうにかリビングで受けたかったので、交渉していたところ、
状況に詳しいプロクター (日本語ネイティブ) に交代してくれました。
めちゃくちゃ親切で丁寧な感じ。まあ、けっきょく部屋は変えたんですが…。

試験中はプロクターがすべてのドアをみておかないといけないらしく、
ドアが 1 つの部屋が好ましいとのこと。
もしここを見てからオンライン受験する方がいれば、気をつけてください。
貸し会議室を 3 時間ぐらい借りておくのもいいかも。

ここまでのやり取りで 1 時間ぐらいかかってしまったんですが、
試験自体を当日中に終えれば大丈夫とのことでした。

試験が終わると、即座に結果が表示され、仮レポートがダウンロードできます。
ほんとにいきなりで、 passed の文字もあんまり大きくないので、若干ビビります。

あと、やっぱり ExamShield の出来はよくないですね。
試験中も重いというか、ボタンの反応が鈍くてちょっと怖かったです。

あと 2 日ぐらいすると、正式な合格証が送られてくるみたいです。

受験を終えて

30/40 点 (75%) で合格しました。よかった。
合格には 65% 以上の正答が必要なので、けっこうギリギリでした。

受けてみて感じたのは、サービス運用以外の範囲もけっこうカバーしている印象でした。
試験を受けずとも、学習すること自体は IT 担当者でなくても役立つかも。

でもやっぱり、試験自体がとにかく高いですね。



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